2009年3月18日水曜日

ニッセンが百度と提携

ニッセンが百度と提携、中国市場での事業拡大を目指す
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2009/01/14/22091.html
日の丸商品を6兆円市場に中国 ネット検索最大手「百度」がニッセンと提携
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090317/189207/
発表記事
http://www.nissen-hd.co.jp/ir/pdf/IR_09_01_13_1.pdf


百度のトップページ下に開設された「日本の窓」というサイトを通じて、ニッセンが扱う約1万点の衣料品や雑貨を販売するとのことです。

先日、上海を基点に中国の百貨店や家電量販店を見てまわりました。食料品や、飲み物は凄い安く、物価差は日本の1/5ぐらいと聞いてましたが、果物、ビールは日本の1/10ぐらいの価格で販売されてました。

一方、電化製品、衣料品については、日本の価格とあまりかわらない金額でした。
32型の液晶テレビで、8~10万円ぐらいして、衣料品についても日本の価格と大差ないと思います。
また、円高なので海外から仕入をして国内で販売した方が良いかなと思っていましたが、人民元はそこまで落ちてないので、中国とビジネスをするのであれば、日本の物を中国で販売するのもありかとおもいます。


実際中国で売れるかどうかですが、百度は、中国で最も大きな検索サイトなので、集客については問題ないと思います。

ただ、中国では、偽物が出回っているので、日本の物といってもネットであれば特に信頼されるかどうか分からないと思います。中国にいる知人に聞いてみましたが、ニッセンは中国内では知られてないので、信頼性は無い状態かもしれません。

現在はブランドが確立されてないので信頼性が低いですが、今回、百度経由で、百度とダブルネームの展開を行うので、アクセス数の向上と、無名の状態よりは信頼性が高くなる状態で商売が出来ると思います。

日本からサイトを閲覧できなかったので、中国の方に聞いてみたら、全体的に値段は他と比べると安いそうです。
現時点で、購入者はできるとおもうので、品質が良いというのが前提で、口コミが広まっていけば、日本製品を販売するサイトとしてポジションを固める事ができるかもしれませんね。



今回の提携で出席しているのは、中国のbaiduの日本駐在首席代表なので、日本の、baiduは関係ないのかもしれないなとおもったら、baiduの日本サイトをみたらアライアンスを募集してました。
http://www.baidu.jp/
http://www.baidu.jp/info/about.html

今は、検索精度の向上や、利用者の増加を待っていると思いますが、現在までの利用者は、alexaを見る限りあまり増えてない印象がします。
http://www.alexa.com/search?q=www.baidu.jp

広告出向ができるツールなど用意すれば、法人利用者から利用者が増えていくかもしれないのになぁとおもいました。

2 件のコメント:

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  2. ニッセンのサイト「日本の窓」、百度に登場
    http://blogmag.ascii.jp/china/2009/02/002388.htmlこれをみたら、ニッセンのサイトではなく、百度のサイトに見えますね。
    提携を解消したらどうなるんだろう。。。

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